なかよしの掃除に学ぶ会

羽根さん

 

私たちはこの間、なかよしの掃除に学ぶ会に参加させていただきました。

なかよしの掃除に学ぶ会では、素手でトイレの掃除をしました。

最初は、えっ!こんな汚い所を素手で掃除するのかなと思いました。しかし掃除をやり始めると、だんだんもっときれいにしたいという気持ちがでてきたりして、素手で掃除をしていることを忘れてしまうくらいでした。掃除が終わったあとにはとてもすかっ!とした気持ちになりました。また、普段は汚れていることに気がつかないような、小便器の裏や尿こしを掃除することで、「こんなところ、こんなに汚れとったんや」と気がつくことができました。このボランティアに参加しなかったら、絶対にこのようなことに気づくことはありませんでした。普段は汚れていることに気がつかないようなところを一生懸命掃除することで、日常生活でもみんなが気が付けないようなところに、気が付くことの大切さを学びました。

その掃除のボランティアに行ったときにいらっしゃった、羽根さんという方にお話しを聞かせていただきました。

 

 

 

Q.大学生のうちにやっておいたほうがいいことはなんですか?

 

やれば何でもプラスになると思う。

トイレ掃除1回でも経験してもらえれば…。

ボランティアやなあ。

お金にもなんにもならないことを一生懸命するっていうことをしたらいいんじゃないかなあ。それは、必ず自分に返ってくると思うよ。

利益にならないことを一生懸命やってほしいなあと思う。

この人はどうしたら喜んでくれるのかなあっていうのを考えて行動することがいいと思う。

そうすると気づく人になれると思うよ。

 

掃除は何をするにも、基本となることだ。

 

 

 

 

Q.羽根さんの夢はなんですか?

勉強会ができるような塾をつくりたい。

トイレ掃除もその塾のひとつで、この塾は皆が先生であって皆が生徒である。

ある人が自分の生き方について話をする。

それを皆で聞く。

 

 

Q羽根さんの職業はなんですか?

警察官です。

 

 

Q.なぜ警察官になろうと思ったのですか?

 

中学校2年のときやったかなあ

あんまりものをようゆわんタイプやったので、授業中にある友達が悪気があったかどうかは分からないけど、スリッパで顔をたたかれた。

くやしくて、そのときだけはけんかした。それからは、そんなことが全然なくなった。そのときから強くなりたいと思った。強くなっていじめられている子どもたちがいたら、助けてあげたいと思ったのがきっかけかなあ。

 

 

Q.警察官の魅力はなんですか?

 

やっぱり強いってことかなあ。

強くありたいしなあ。かっこよくありたいもんなあ。

弱い人を助けてあげられたらいいやろなあ。

やっぱかっこいいからかなあ。

今、掃除をしてるけど、ほうきを持って地域の掃除をするときも、ひげづらではいかない。

髪の毛もきちっとして、ジャージを着て背筋を伸ばしてかっこよく掃除をする。

 

 

Q.警察官になるために努力したことはなんですか?

 

強くなりたいし、警察官になるために空手や柔道したりしてた。

 

 

 

 

 

今は掃除してんねんけど、子どもたちに褒める場をつくって、純粋に褒めてあげたいと思う。で、射撃の選手しててんけど、2番になったのが一番最高なんやんかあ。本当は1番をずうーっと目指しててんけど。1番になったら皆に教えてあげたいと思ってたんやけど、結局2番やった。全日本選手権や国体などで入賞とかしてるけど、1番にはなれなかった。で自分を振り返って自己検証した。それでまず2位という一番よかったときを思い出したときに何がよかったんかなあってゆうのがまずひとつ、もうひとつは何があって1位をとれなかったのか。っていう2つのことを自分で検証した。

なんで頑張れたのか。2位になるとき、ものすごくしんどかった練習を乗り越えることができた。自分の仕事をしながらやったから、1か月もしたら、しんどいなあって。でも笑顔で仕事をしようと、笑顔で仕事をしているところをイメージトレーニングするんよ。でもイメージできなくて、涙がでてくるんよ。そんなけ追い込まれたり、しんどかったけど、練習を乗り越えた。それはなんでかってゆうと、小学校のとき、こづかいがなくて、新聞配達をして頑張っていた。小学校の卒業式、卒業証書をもらうときに自分の同級生のお母さんが泣いてくれた。頑張ったら大人の人って泣いてくれるんやなあって分かった。で、それをこの年になって振り返ったときに、自分が頑張れるのはあの人が泣いてくれたからやって思った。あの人が自分を認めてくれた。ああいう大人になりたいなあって思った。

だから今こう掃除をしてるんかなあって思う

純粋に褒めてあげたい。4年くらい前かなあ、その親友の家にいって、そのお母さんに、「おばさん、今の自分があるのはあなたのおかげです。」って言いにいった

そんなことあったっけなあって言われた。

でも、頑張ったところは見ていてくれるんやなってことがわかった。

だから努力が実って2番になったと思う。

今度は何で1位になれなかったのかを考えた。

なんでも自分で出来るわ、という気持ちでいた。

感謝の気持ちがなかった。感謝の気持ちって大切やもんね。

ありがとう、ついてるなどのプラスの言葉をいうことが大切やなあ。

だからあかんかってんやろなあと思った。

 

掃除っていったら感謝の気持ちがでてくるやろ。

だから掃除やりだしたんかな

 

このお話を聞いて、お金にもならないことを一生懸命することが大学生の私たちにとって大切なのだと改めて感じました。ボランティアでしか得られないものがたくさんあり、大学生のうちにしか経験できないことがたくさんあります。ボランティアに参加することで、今まで自分が知らなかったことを知ることができ、たくさんの人と出会うことができます。そのたびに新しく何か得るものがあり、自分が成長できるのだと思いました。これからも積極的に様々なことにチャレンジしていきたいと思いました。

羽根さんありがとうございました。